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子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.6「国立印刷局東京工場」~【ママクリ奮闘記】

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子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.6「国立印刷局東京工場」~

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。「子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設」シリーズの6回目は「国立印刷局東京工場」を紹介します。

国立印刷局の工場では、日本銀行券や旅券、郵便切手などを製造しています。工場は全国に6つ(東京工場、王子工場、小田原工場、静岡工場、彦根工場、岡山工場)あり、そのうち東京工場、小田原工場、静岡工場、彦根工場では工場見学が可能です。先月、東京都北区にある東京工場で行われた「こども霞が関見学デー はっけん!お札の秘密~国立印刷局工場見学~」に伺いました。

東京工場の最寄り駅は東京メトロ南北線の西ケ原駅。1番出口から1分ほどで南門に到着

ちなみに「こども霞が関見学デー」は、夏休み期間に文部科学省をはじめとした府省庁が主催するイベントです。

「こども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとした府省庁等が連携して業務説明や省内見学などを行うことにより、親子の触れ合いを深め、子どもたちが広く社会を知る社会活動の機会とするとともに、府省庁等の施策に対する理解を深めてもらうことを目的として実施しています。

出典:国立印刷局

「こども霞が関見学デー はっけん!お札の秘密~国立印刷局工場見学~」は、財務省管轄のプログラム。今年は8月6日、7日の各日午前・午後に1回ずつ行われました。事前応募のうえ、抽選で当選した小学生の子どもとその親が対象です。各回の定員は親子計40人、2日間で計160人の狭き門をくぐり抜け、小3の長男と参加してきました。

最初に親子1組につき1つ、ロッカーの鍵をもらいます。工場は写真・ビデオ撮影・録音など一切NG。工場見学中は飲み物以外のすべての荷物を預け、手ぶらで見学するルールです。

まず国立印刷局の仕事内容などや工場見学の流れについてガイダンスを聞き、その後は2つのグループに分かれました。私たちは、展示室を見学した後に工場見学に移るグループでした。

新紙幣が出て間もないころだったこともあり、どの展示も興味深かったです
製版~印刷~ホログラム貼付の一連の流れ
息子はQ&Aコーナーがお気に入りの模様

物販コーナーもあり、新紙幣デザインのタオルを購入して記念撮影もしました(1万円札の渋沢栄一デザインは人気につき売り切れでした)。

タオルの印刷、かなりリアルです

そしていよいよ、お札の製造工場見学へ。途中、敷地内にある銅像や歴史的建造物を見学しながら移動します。余談ですが、外には蚊がたくさんいたので、夏に行く人は虫よけ対策をおすすめします。

工場では、断裁される前の1万円札のシートを発見(1シートに20枚の1万円札が印刷されていました)。全体で1時間半のプログラムでしたが、非常に濃い内容でした。

東京工場の通常の見学日は、年末年始と祝日を除く火曜・木曜のみ。子どもと行くとなるとハードルが高いのですが、ここでうれしいニュースです。新紙幣発行を記念して、来月10月5日(土)に東京工場を一部開放するイベント「お札誕生祭~体験して学ぼう!新しいお札の『ひ・み・つ』~」が開催されるとのこと。参加費は無料で、予約も不要です。大変貴重なチャンスなので、お見逃しなく!

●国立印刷局
https://www.npb.go.jp/index.html


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーのライター・コラムニストに。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。嫉妬(しっと)するほど料理上手な夫と協力しながら、子育てと仕事のバランスを模索中。温泉ソムリエ&子育て支援員
<連載コラム>『ママクリ奮闘記』(毎週更新)
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp


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