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パパ友コミュニティがあると子どもの活動の幅が広がる?―電通パパラボ座談会vol3〈後半〉

電通には、母親視点から企業のマーケティング活動を支援するチーム「ママラボ」のほかに、父親視点から企業向けのソリューションを開発・提供するチーム「パパラボ」が存在します。パパラボでは、共働きパパなどの独自のインサイトを分析し、知見・ノウハウを蓄積しています。今回、しゅふクリ・ママクリでは、パパラボメンバーによる座談会を3回実施します。第3回は、「教育」について話し合ってもらいました。話が多岐に及んだため、前半・後半に分けてお届けします。

前回、教育についての皆さんのお考えをお聞きしていきましたので、つぎに具体的な話を。皆さん、お子さんにどういった習い事やスポーツをさせているんですか?

佐久間:我が家では、上の子がピアノと英語のレッスンと、受験用の塾に通っています。下の子は、ピアノと英語のレッスンと、琴を習っています。音楽は妻が主に見ていて、勉強系を僕が見ています。

熊木:ウチはまだ小さいので、リトミック(音楽を使った情操教育、音感教育)と体操教室くらいですね。

関:前回すこしお話したのですが「共育」として、スポーツを一緒にやっています。長男が入った少年野球チームに、私もコーチとして参加し、毎週末2人で楽しんでいます。あと、空手も一緒に始めて、今では親子揃って大会に出たりしています。娘たちは妻が主に「共育」していて、いまはピアノと新体操を習っています。

山本:ウチも妻と分担していますね。平日はママ、休日はパパが主体となっています。たとえば家の壁を活用して、漢字、慣用句やことわざなど、知育につながる仕掛けをして、日常的に子どもとコミュニケーションをとったり、休みの日にはジュニアマラソンや二輪車レースに参加したり、年間10回ペースでキャンプに行ったりしています。

皆さん、家事・育児だけでなく「教育」も分担しているのでしょうか?

関:ウチも平日と休日で分けていますが、片方だけが担当すると決めてしまうと行き詰まったり、子どもが飽きたりしてしまうので、お互いの担当領域にもアドバイスをするようにしています。けれど、すべてに口を出してしまうとハレーションが起きてしまうので、お互いの得意領域を尊重し合いながら、互いに補うようにしています。

佐久間:長女の塾選びなどは私が中心に情報収集し、妻に提案し、承諾を得るというスタイルでした。

関:家事・育児同様に、教育も重たい課題ですので、手分けしたほうが良いと思います。

山本:そうですよね。我が家では、平日は頭、休日は体を伸ばすことを特に意識していて、平日の知育教室の送迎や先生とのやりとりを妻が担当し、休日は公園で遊ぶことが多いですが、近所の子ども達も一緒になって、みんなで外遊びすることが多いです。たまに自主的な「体操教室」を開催したりも(笑)。

休日に体操教室を主催しているんですか? どういうことをやっているのでしょうか?

山本:トレーニング用のラダーを公園に持っていき、子どもたちの基礎体力をつける運動をおこなっています。この近所の子どもと一緒に、というのが大事で、しゅふクリ・ママクリの読者のママさんに伝えたいのが、パパに「パパ友をつくる機会を与えて」ということ。パパ友ができると遊びの引き出しが一気に広がるんです。キャンプに精通したパパ、登山に詳しいパパ、サッカーがうまいパパなど、それぞれ得意分野を持ったパパ友にリードしてもらってます。それと引き換えに私は、得意な体操教室で子どもたちの面倒を見る。こうしたサイクルができます。もちろん、求めるなら自分も提供できる何かが必要なのですが、夫婦のみの引き出しと比べて、圧倒的にさまざまな体験を子どもに提供できるようになります。

熊木:パパも一つ得意分野があったほうがいいね。それに、自分一人では限界があるから、パパ友と一緒に、学ぶことができる。彼はこうやった結果、こう変わったんだというプロセスを共有して、さも自分が体験したかのようにPDCAを回せる。そうすることで育児をアップデートする近道になるのがいいね。

山本:ほんと、パパ友をつくって、どんどんインプットとアウトプットをするべき。

関:たしかに、いまパパに一番足りていないのは情報共有の場なのかもしれないね。

熊木:まとまりそうなところ悪いけど、最後にもう一つ話したいのがあって、「幸せ」について。

一同:でた~! 熊木語録(笑)。

熊木:いや、子どもには幸せになってほしいじゃないですか。だから、幸せってどういう状態なのか考えてみました。前半に話したように、人間は誰かに助けられることでようやく生きていけるので、「自分は十分に他の人に助けられている」と実感することが幸せなんじゃないかなと考えました。なので、幸せの本質は「感謝」だと思います。そう考えると、勉強の目的の一つは、「感謝の種」を見つけることだと思うんです。たとえば、喉が渇いたときにヨーロッパの山の雪解けの水を誰かが汲んでくれたからこそいま飲むことができるとか。知識があるからこそ誰かに感謝できる。この感謝する精神を育むためにも教育は大事だなと感じています。

関:ママへの感謝を忘れたらダメだね。

熊木:そう、そういう姿勢を子どもは見ているので。あと、ママもわざとらしくでもいいからパパへの感謝を言うことが大事。男は単純なので、ありがとうって言われるだけで進んでやるので(笑)。

ママ・パパの感謝し合う姿を見ることで、子どもの幸福度が上がるという話ですね! 3回に渡って取材のご協力いただき、ありがとうございました。

※2018年2月に取材した内容を掲載しています。

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