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Q.厚生年金と国民年金の違いを教えてください。

女性ならでは、ママさんならではの、お金や制度に関するQ&Aコーナーです。「それ、知りたかった!」という情報や、実践的なノウハウをお伝えします!

Q.厚生年金と国民年金の違いを教えてください。

A.厚生年金は会社が半分負担をしてくれ、将来の年金の受給額が多いです。

【今の違い】保険料の負担
国民年金は1階建ての年金です。2階建ての年金をもらうためには、自分で付加年金や国民年金基金、確定拠出年金(個人型)等を掛けなければなりません。
それに対して、厚生年金の方は、最初から2階建ての年金になっています。しかも、厚生年金の保険料は、会社が半分負担してくれています。

具体的な自己負担の保険料は、2015年の国民年金保険料は月額「15,590円」になります。一方で厚生年金保険料は収入によって異なります(標準報酬月額によって決定)。
月収が20万円くらいだと自己負担額でいえば、国民年金とさほど差はありません。

【将来の違い】年金受給額

年金を受け取るケースは、
①老後に受け取る場合
②障害者になったときに受け取る場合
③死亡した場合に遺族が受け取る場合の3つのケースがあります。

年金受給額に関しては、厚生年金は、収入が大きくなるほど負担する保険料は増加しますが、実際に給付を受けるときも「報酬比例」となっており、これまでに支払った保険料が高い人ほど、将来受け取れる年金額な大きくなります。

実際にどのくらいの差が出るのか?という点は会社勤務時の報酬額などによっても変わってきますので一概には言えませんが、厚生労働省の統計の①老後に受け取る場合(老齢年金)の平均は下記のようになります。

・国民年金のみを受け取っている人の年金額(月額):5万5千円
・厚生年金受給者の平均受給年金額(月額):14万8千円
(平成25年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況より)

上記のように、月に約10万円もの年金受給額に差があります。老後を20年と考えても2400万円も受給額に差が出る計算となりますし、これが共働きの場合だとより差がでることになります。

また、②障害者になったときに受け取る場合、③死亡した場合のいずれも、国民年金加入者の場合よりも、厚生年金加入者のほうが支給される対象が広くなっています。

実際のところ、厚生年金の保険料は高額ですが、会社負担(半額負担)がある分、加入者側とすればかなり抑えられた保険料で、より充実した保障を得ることができるといえます。