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いざ、かまくら!? 雪を求めて子連れ旅【ちょっと一息、ママクリ川柳】

仕事に家事に育児に追われ、忙しい毎日を送る皆さん、今日もお疲れさまです。いろいろ大変な時代で、息抜きひとつするのも難しい日々ですよね。そこで、ちょっと皆さんが一息つけるような川柳コンテンツをこちらにご用意してみました。お茶でも飲みながら、リラックスしてご覧くださいね。

いざ、かまくら!? 雪を求めて子連れ旅

冬に子どもがやりたがる定番の遊びと言えば雪遊びではないでしょうか。しかし、雪で遊びたいと願っても、遊べるほど雪が降る地域は限られていて、雪を見ることさえなかなかできない地域がたくさんあります。雪のある暮らしは大変なことも多く、楽しいばかりではないとわかっていても、雪には憧れを抱いてしまうもの。特に子どもは、雪への強い想いがあるようです。

関東の南にずっと住んでいるわが子は、これまで雪遊びをほとんどしたことがありませんでした。毎年雪の予報が出れば、ウキウキそわそわしながら窓の外を眺めてばかり。でも、いくら待っても、降らないものは降りません。そこで、雪遊びをするために雪国へ子連れ旅行をしてみるのはどうか? という話が持ち上がったのです。

子が地元でやったことのある雪遊びと言えば、泥混じりのわずかな雪での雪合戦や、小さい雪だるまを作ったことが数回あった程度でした。しかし、こちらから雪国に行けば、真っ白なふかふかの雪の中で、雪合戦をしたり、巨大な雪だるまを作ったり、人が入れるほどの大きなかまくらを作ったりできるかもしれないのです! これは行くしかありません!

そんなわけで今年の初め頃、私たち家族はかまくら作りを夢見て「いざ、かまくら! 」と言わんばかりに意気込み、雪いっぱいの山に行ってまいりました! 今回私たちが行った草津温泉スキー場は、安心して子どもが遊べる「キッズパーク」が併設されています。スキーはわが家にとってはレベルが高すぎるので見送り、手軽に楽しめる雪遊びだけにしました。

晴天の下、広々としたゲレンデは爽快でした。私たち家族は、通常のスキー場の横にあるキッズパークに入場。ここでは存分にそり遊びができ、小さな子が喜びそうなふわふわなどのアミューズメント遊具や休憩所もあり、子連れにはありがたい場所でした。

キッズパークには家族連れがたくさんいました。

そりで下まですべった後は、スノーエスカレーターで斜面の上まで登れるので楽チンでしたよ!

スノーエスカレーターのスピードは遅く、小さなお子さんでも安心して乗れると思います。

キッズパークの休憩所の軒下にたくさんの積まれた雪を発見! このてんこ盛りの雪を使って遊ぶことにしました。子どもたちは夢中でせっせと雪で遊び始めました。

雪を運んだり積んだりする力仕事は子どもだけでは力が足りないので、親も参戦しました(なかなかの肉体労働でした! )。そして、遊び始めて数時間後、ついにかまくららしき物体ができてきました!

ご覧ください! こちらがやっと形になってきたかまくらです! 奥に見えるのが木造の休憩所です。ほどよい広さで、テーブルや椅子、自動販売機などがあり、遊び疲れたらすぐにここで休憩できたので便利でした。

さらに労働すること数時間、ちょっと(かなり?)不格好ですが、何とかかまくらが完成しました! かまくらだけでなく、うさぎ型の雪だるまも作って横に置いてみました。雪だるまは、たっぷり雪を使えたので大きいものがすぐに作れましたよ。素人にしては、なかなかの頑張ったと思います! ほぼ丸一日かかりましたが、人が入れるサイズのかまくらを作ることができました! やったー!

一般的なかまくらとはかなり形が違いますが、一応かまくらです。

西日が差し影が長くなってきた頃、キッズパークが閉まる時間が近づいてきました。かまくらと雪だるまの完成を祝して家族で記念撮影をしました。

キッズパークの営業時間内に何とか完成!

丸一日雪遊びに没頭していましたが、ずっと体を動かしていたので、冷えるどころか汗ばんでしまい、着こんでいた服を結構脱ぎました(笑)。かまくら&雪だるま作りの合間にそり遊びなども堪能でき、子どもたちはとても楽しめたようです! 夜はポカポカの草津温泉で温まり、疲れた体をゆっくり休めることができましたよ。肉体労働のあとの温泉は最高でした!

子連れで雪遊びを堪能するなら、二泊三日以上をおすすめしたいです。天候なども考慮しなければならないので、ゆとりを持ったスケジューリングができると望ましいと思います。雪遊びが難しい天候の場合は、雪遊びはそこそこにして、観光に比重を置くのも一案だと思いますよ。草津は、湯畑や足湯などが街中にあり、小さなお子さん連れでも楽しく巡りやすい観光地だと思います。

今回訪れた草津温泉スキー場のキッズパークは、営業時間は9:00〜16:00、営業期間は12月下旬~3月下旬を予定(12月19日(木)にオープン)。入場料は、子供1500円(保護者1名無料)以降、保護者付添い1名追加ごとに500円です。キッズパーク内は、そりの貸し出し、スノーエスカレーター、ふわふわなどの遊具の使用が無料です(一部のアクティビティは別途有料)。また、こちらのスキー場ではスキーウェアなどをレンタルできるので、手ぶらで行くこともできますよ。

雪だけで一日中存分に楽しめましたので、なかなか普段雪に触れられない地域にお住いの皆さんは、ぜひお子さんと一緒に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。非日常の雪遊び体験が、お子さんにとっても親にとっても、印象的な冬の家族の思い出になると思います。

参考:草津温泉スキー場
https://www.932-onsen.com/winter/


【執筆者】友常 甘酢(ともつね あまず)

研究開発職からフリーライターへ転身した小学生と中学生の母。毎日歌壇賞、読売広告大賞等を受賞。短歌や川柳にも興味を広げつつ、苦手な運動の習慣化を目指して努力中。
<X(旧Twitter)>@azukicreamcup
<HP>https://yuko-ejima.amebaownd.com/



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