書き順を子に直されて苦笑い【ちょっと一息、ママクリ川柳】
書き順を子に直されて苦笑い
クリスマスも終わり、年末らしくなってきましたね! 小学生以上のお子さんは、学校から出された冬休みの宿題が気になりつつも、家や学童で羽を伸ばしていることでしょう。
わが子は最近、宿題に加え、学校から借りているタブレット端末を使い、漢字や計算の自主学習によく取り組むようになりました。小中学生に1人1台の学習者用コンピューターと高速ネットワークを整備する文科省の計画“GIGAスクール構想”が始まりしばらくたちましたが、わが家で感じているその恩恵を少しご紹介したいと思います。
今までアナログで行っていた教育をデジタルに置き換えた“ICT教育”は、私から見て、わが子に好影響を与えているように見受けられます。さまざまな利点がありますが、私が最もデジタル化されてよかったと思っているのは、漢字を習い始めた児童の“書き順の勉強”です。従来の紙と鉛筆を使う漢字学習では、漢字が正しく書けていたとしても、書き順の誤りには気づきにくいというデメリットがありました。しかし、デジタルツールを使用すれば、ディスプレイ上で漢字を書き、書き順がちょっとでも違っていれば、どこが間違っていたかすぐに指摘を受けられ、正しい書き順で何度も練習ができます。
子どものデジタル端末の漢字ドリルを少し触らせてもらったところ、数十年もの間、ずっと誤った書き順で覚えていた漢字があることが判明してしまいました! いつも子どもに間違いを指摘している立場なのに、「ママ、間違っているよ」と言われ、つい苦笑いしてしまいました。この冬休みも、このデジタル端末のドリルに取り組んでもらい、ママの私より優秀になってほしいと願っています!
【執筆者】友常 甘酢(ともつね あまず)