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子どもの習い事の始めどき【ママクリ奮闘記】

働くママクリエイターが“本音”をつづる「ママクリ奮闘記」。仕事・子育て・家事・悩み……奮闘するワーママが日頃思っているあんなことやこんなことを、自由にお届けします!

子どもの習い事の始めどき

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。いよいよ新年度がスタートしましたね。子どもの学年が1つ上がるのを機に、新たな習い事を検討している人は多いのではないでしょうか。私はこの春幼稚園年長になる息子に、水泳を習わせたいと思っていました。しかし、これが全くうまくいかず悩んでいます。

水泳は習い事の中でもトップクラスの人気があるようで、近所の水泳教室はどこもウェイティングが発生していました。体験教室に参加し、キャンセル待ちで2カ所の水泳教室に申し込みをしたのは幼稚園年中の秋。数週間前、どちらの水泳教室からも「退会する年長さんがいるので、いかがですか」と声を掛けていただきました。私は「やっと入れる……!」と胸をなでおろし、息子に「どっちの教室がいい?」と聞くと「えー、水泳はいいや」の一点張り。何度聞いても「家のプールに入るからそれで満足」「送迎バスに乗りたくない」など理由をつけては断ってくるのです。

これはあくまでも私見ですが、親が子どもにしてほしい習い事がある場合は、幼稚園年中の春、遅くとも夏までに始めるのがいいように思います。年中の1年間を通じて、子どもが精神的に大きく成長し、好みや意思がはっきりしてくると感じたからです。

息子は幼稚園年中の春から体操、夏からラグビーを習い始めました。体操は幼稚園のホールで行うため、お友だちもたくさんいて、すぐになじんでいたようです。反対に、ラグビースクールには知り合いが1人もいない状況で、人間関係に慣れるまで3カ月近くかかった記憶があります。最初は何かあると「ママー!」と叫びながら、集団行動そっちのけで私のところへ駆け寄ってきていました。そんな息子も、気が合いそうなお友だちやコーチを探りながら関わっていき、今では列の先頭に張り切って並ぶほど積極的に参加するようになりました。そして、今はどの習い事よりもラグビーが楽しいと言っています。

本人の意思が変わりそうにないので、今のタイミングでは水泳をいったんあきらめることになりそうです。私も夫も泳ぎが得意ではないため、プロに教わってほしいのですが、本人がやりたいと言うまで気長に待ちたいと思います。


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーのライター・コラムニストに。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。嫉妬(しっと)するほど料理上手な夫と協力しながら、子育てと仕事のバランスを模索中。
<連載コラム>『ママクリ奮闘記』(毎週更新)
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp/

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