ライティングの仕事を受けるか迷ったときの“7つのルール”【ママクリ奮闘記】
ライティングの仕事を受けるか迷ったときの“7つのルール”
こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。今回は、ライティングの仕事を受けるか断るか迷ったときのマイルールについて紹介します。
私は7つの確認項目をつくり、案件の条件と照らし合わせて総合的に判断しています。
1.やってみたい仕事かどうか
私にとって一番重要なポイントです。ほかの条件がすべてクリアできていても、書きたいという気持ちにならない案件はお断りしています。
2.締め切りを守れるかどうか
文字数にもよりますが、取材後納品までに1週間以上余裕がある案件を受けるようにしています(突然子どもが体調を崩すこともあるため)。また、夏休みなどの長期休暇中は仕事量をあえて抑えて、締め切りを確実に守れるよう調整しています。
3.取材スケジュールに対応できるかどうか
外に出る場合、基本長男(小2)の帰宅時刻か、次男(1歳)の保育園のお迎えに間に合うものに絞ります。オンライン取材の場合は、夫の協力が得られれば、夜の時間帯や週末に取材する案件を受けることもあります。
4.文字起こし提出の有無
締め切りを多く抱えているなど、スケジュールに余裕がないときは、編集部への文字起こし提出が必要な新規インタビュー案件はお断りしています。
5.記事に署名が入るかどうか
署名が入る記事はポートフォリオに掲載できるので、積極的に受けます。タイアップは編集部経由で企業の許諾を取る必要があるため、ほぼ掲載できないと考えておいたほうがいいでしょう。
6.単発の案件か、継続できそうな案件か
同じタイミングで単発の案件と継続できそうな案件、両方の依頼が来たら、迷わず継続できそうな案件から受けます。また、単発案件が重なった場合は、実績が今後の仕事につながりそうなものを優先します。
7.原稿料は妥当かどうか
ほかの条件が合致していても、原稿料が割に合わないと感じたら断ることもあります。私は「文字単価●円」という考え方は意識しませんが、「この案件は書き上げるのにこれぐらい時間がかかるだろう」とざっくり見積もり、時給換算して納得できれば受けます。チャレンジしたいテーマだったり、知り合いからの依頼だったりすると、若干安くても受けることが多いかもしれません。
次回は、フリーライターが食べていくために大切な“お金の話”にフォーカスして、自らの体験談とともにお届けしようと思います。
【執筆者】せきねみき