面接での自己PRの正解【キャリコン・ひつじ子、語る】
面接での自己PRの正解
ひつじ子です。ご無沙汰しております。2024年の夏、前半は海やプールへ行くなど活発に行動していたのですが、お盆くらいから家族が次々と「マイコプラズマ肺炎」に罹患。高熱と咳でつらい8月後半を過ごしました。マイコプラズマ肺炎は、3~7年に一度はやると言われているようです。夏のマスクは、暑くて息もしにくいですが、人混みでは着用する重要性を再認識しています。
ところで、夏が過ぎると転職希望者は年内に内定をもらおうとするため、転職市場が活発になります。ひつじ子も日々オンラインで、さまざまなキャリアの転職希望者の方と面談をしています。
面談の基本的な流れとしては、転職希望者にこれまでのキャリアをヒアリングし、転職をしたいと考えたきっかけや今後の希望を確認、希望にマッチする求人の紹介や、求める仕事が市場に多いかどうか、それを踏まえ今後の転職活動を進める上でのアドバイス……という感じになります。
その中で、ひつじ子がいつも実感するのは「同じ流れでも、相手によって雰囲気や話の内容、着地点が全く違うものになる」ということです。
自己PRがお上手で、こちらから質問をしなくても自分がアピールしたいことを流暢に話す方。逆に自信がなさそうであまり自己PRをしない方。転職理由も後ろ向きな内容が多く「こんな自分に紹介できる求人ありますか?」というスタンスの方。そもそも必要以上に喋らず、自分の本心をあまり言わない方など、まさに十人十色です。
どれが正しいかというと、キャリアコンサルタントとの面談は転職の面接ではないので、私たちと話す際にはどれも正解で、ありのままの自分を出していただきたいと思っています。最初の面談の際に修正箇所が見えた方は、本番の面接で上手く行くことも多いです。
転職での「面接の理想型」については、また次のコラムで詳しくお話しできればと思うのですが、簡単にまとめると、自分と面接官の「会話のキャッチボール」が心地良くできていて、自己PRもあまり天狗になり過ぎずに、客観的な視点で自分の魅力を企業へ伝えていく……という感じがベストかと思います。
どちらにしても、人の印象はその時々で変わるもの。ぜひキャリアコンサルタントを活用して、面接の戦略を立てていただきたいと思います。マスメディアンでは「模擬面接」なども実施しています。お気軽にご相談ください。
【執筆者】キャリコン・ひつじ子
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