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フリーライターを長く続けるための戦略【ママクリ奮闘記】

働くママクリエイターが“本音”をつづる「ママクリ奮闘記」。仕事・子育て・家事・悩み……奮闘するワーママが日頃思っているあんなことやこんなことを、自由にお届けします!

フリーライターを長く続けるための戦略

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。連載コラム「ママクリ奮闘記」、今回で100回目を迎えられました!! 記念すべき100回目のテーマは「フリーライターを長く続けるための戦略」です。

※写真はイメージです

私のフリーランス歴はこの夏で丸3年(ちなみに開業届を出してからは2年強です)。フリーランス仲間から「3年目までは勢いでなんとかなるけれど、それ以降が正念場」と言われたことがあり、長く働き続けるにはどうすべきか、常日頃から考えています。

周りを見ていると、ライター業が軌道に乗っている人たちは、以下の3つに当てはまることが多いように感じています。

  1. 得意技×ライティングを掛け合わせた仕事ができる

  2. 「●●ライター」という肩書きを明確に打ち出している

  3. 講師業・著書の出版など、自分の名前を出した仕事をしている

1は、パッとイメージしやすいのが、イラスト×ライティング、撮影×ライティングのスキルでしょうか。イラストが描けるライターは、特に子育てメディアなどでニーズが高いように思います。写真や動画撮影が得意なら、旅行やグルメなどのレポート記事などで重宝されるはずです。

2の肩書きは、「なんでも書きます!」というライターよりも、得意ジャンルがはっきりしているライターのほうが仕事を得られやすいという話です。スポーツライターや美容ライターなどは昔から目にしますが、最近はマンガライターやヘアライターのように、的を絞った肩書きで活躍している人も増えています。

3については自分自身のPRや収入アップの側面も大きいと思いますが、仕事の幅が広がることによって人や企業との出会いが増え、新たなライターの仕事や別の仕事につながることが期待できます。

さて、この3項目を私自身に落とし込んでみると……。

1:前職で紙面・Webともに編集経験が長いことと、タイアップ記事を数多く手がけたことは間違いなく武器になっています。タイアップ案件を安心してお願いできるライターは貴重だそうです。しかも、原稿料は通常記事の1.5倍以上で設定されていることが多いので、金額面でも大きなメリットになっています。

2:これだ!と胸を張れるジャンルはまだないのですが、いまは教育をテーマにした企画を積極的に出し、取材記事を書いています。いつか「得意ジャンルは教育関連です」と言えるように頑張っている最中です。

3:先月講師業デビューしたことがきっかけで、なんと新規のライター仕事のご縁がありました! 具体的なテーマを考えてアイデアを企画書にまとめることが、私の夏休みの宿題です。

フリーライターの仕事については、3年経験して得た知見や、元編集者の視点から思うことなど、まだまだ書きたいことがたくさん。次回以降のコラムでも紹介していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーのライター・コラムニストに。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。嫉妬(しっと)するほど料理上手な夫と協力しながら、子育てと仕事のバランスを模索中。温泉ソムリエ&子育て支援員
<連載コラム>『ママクリ奮闘記』(毎週更新)
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp

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