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書類選考通過の難しさ【キャリコン・ひつじ子、語る】

マスメディアンのキャリアコンサルタントであり、1児の母でもある「キャリコン・ひつじ子」が、ワーママのキャリアについて語ります。

書類選考通過の難しさ

ふと、スマホのなかにある、いまと同時期の写真データを見返してみると、長袖シャツ1枚で公園で遊ぶ子どもの姿が……。今年の冬はかなり寒く長いですね。早く春が来て欲しいです。デニムや淡い色味の服に想いを馳せているひつじ子です。

最近、4月から子どもが入る保育園が決まり、積極的に就職活動をされているママさんのキャリア相談をする機会が多くなりました。 先日も、子どもが保育園に入園する前に職場復帰を目指すママさんとお話をしたのですが、「できれば長く働ける時短勤務の正社員で働きたいが、書類選考で落ちることが多く、厳しさを感じている」とおっしゃっていました。就職先が3カ月間決まらないと保育園を出なければいけない制度の自治体が多いなか、なかなか希望の条件で内定が出ないと焦ってしまいますよね。

マーケティング・クリエイティブ業界は働き方改革でかなり時短求人が増えたとはいっても、まだまだフルタイムで働ける人を採用したいと考える企業が多いのが現状。ライバル候補にフルタイム勤務や残業ができる方がいたり、企業の労働条件と本人の希望が合わなかったりして、時短希望のママさんの書類選考の段階でお見送りが続くケースは少なくはないのです。

書類選考お見送りの簡素で冷ややかなメールが続くと落ち込む方もいると思います。でも、その通知が来るたびに落ち込むのはナンセンスです。大切なのはごく自然体の自分でも歓迎してくれるような企業、ご自身のスキルや経験を心から欲してくれて、働き方に対して柔軟な考え方を持っている企業を見つけることです。なるべく異なるジャンルのアプローチ(転職エージェント、求人サイト、公募など)を並行して使うことで運命の企業と出会いやすくなると思います。

どうしても保育園入園までに時短の正社員が決まらない場合、派遣であれば時短希望が叶うケースも多いです。ひとまず派遣就業をしつつ、希望の働き方の正社員の求人情報を粘り強く探していくのもひとつの選択肢かと思います。より詳細なアドバイスをご希望の方は、ぜひ、ひつじ子にご相談ください。


【プロフィール】キャリコン・ひつじ子

マスメディアンで働く国家資格キャリアコンサルタント。現在は、ママさんや女性の方が働きやすい派遣求人を担当しています。40代前半で自身も2020年に育休から復帰し、時短勤務中の一児の母。ひつじ年・おひつじ座。

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