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働き続けてママに~デザイナーへの歩みといま(前編)【ママ訪問】

「ママ訪問」では、ママクリエイターにリアルな働き方を語っていただきます。今回は、デザイナーとしてママになってもご活躍中のKさんにキャリアや働き方についてお話を伺いました。前編・後編にわたってお届けします。

デザインを勉強したくなって

──これまでのご経歴を教えてください。

印刷会社で5年ほど勤務したのち、デザイナーとして働きたいと思い、転職しました。デザイン事務所で正社員のデザイナーとして3年間働いていましたが、終電間際まで残業をするのが普通でしたから、体力的にも厳しかったですね。それ以降は、ワークライフバランスを考慮して、派遣社員として働き始め、現在に至ります。

派遣就業を始めた当初は、派遣でのデザイン業務のニーズが少なかったので、印刷会社でオペレーターの仕事を中心にしていました。パッケージを分解したり、データを解析する仕事もしたりしていました。帳票をつくるような一般的な事務作業も広くやってきましたが、比較的デザインに近い仕事をしていたかな、と思います。そして、出産した7年前ぐらいから、デザイン業務へ仕事が徐々にシフトしていきました。

 ──デザインのお仕事へと向かうきっかけはなんだったのでしょうか?

印刷会社に勤務していた当時、ちょうどMacが普及し始めた時期でした。個人的に興味が湧いて、「勉強させてください」と会社に頼みました。Macを使う部署は、私が所属していた部署とは別の部門だったので、操作方法を違う部署の方に聞きつつ勉強していたところ、Macを使いこなしたいんだったらいっそのこと異動したら、と提案を受けて、本格的にMacを使うことになりました。デザイン業務はアナログ部分も多く残るなかで、時代はデジタルに流れていくんだな、とひしひしと肌で感じていました。

保育園と仕事のタイミングが合うように調整しながら復帰

──ご出産から復職までの変遷を教えてください。

結婚してから7年経過して諦めていたころに自然妊娠しました。派遣社員として、ある企業に5年ほど勤めていたときでした。妊娠8カ月目に入るギリギリまで働いて、産休・育休に入りました。子どもが生まれたあとは、保育園探しや復職のタイミングなど考えることがたくさんありました。

産後1年間はしっかり育児に専念して、その間に預け先を見つけるために奔走しましたね。具体的には行政の保育園情報を集めたり、地域にあるママコミュニティに出かけて行って情報をもらったりしました。どれくらい前から保育園の申し込みができるのか、募集がない期間はいつか、とにかくさまざまな場所でいろいろ聞いて回って、保育園の見学もして……と動いていました。

ただ派遣社員の場合、保育園を決めるタイミングと仕事を始めるタイミングを合わせる必要があります。そのため、仕事のニーズが多くなる4月を復帰のタイミングと見定め、2月ぐらいから派遣会社に依頼して仕事を探し始めました。保育園から入園許可の通知を受け取るときに自分の仕事が決まっているよう、調整をしながらの日々でした。

結局、復帰するまでの1年4カ月間くらい産休・育休をいただきました。

──復職して一番大変だったことはなんですか?

復職後は、印刷会社で販促ツールのデザイン業務を行っていました。週5日、9時から17時半の時短勤務だったのですが、電車通勤がとても大変でした。とにかくなにをするにも時間がないんですよね(笑)。

子どものお迎え時間が決まっているので、どんなに業務が途中でも必ず間に合うように会社を出なくてはいけません。残業は一切できなかったですね。子どもが熱を出したり、突発的なこともよく起きました。1週間に一度は早退するなど心苦しかったです。そういった条件でも了承してくださる会社に勤めたのですが、時給と交通費を考え合わせたら、なんのために働いているのか……働く意味をつい考えてしまいました。

【この記事は前後編です:後編はこちら】

※2021年9月に取材した内容を掲載しています。


【インタビュアー】しゅふクリ・ママクリ編集部
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