子がぐずり『芸術の飽き』美術館【ちょっと一息、ママクリ川柳】
子がぐずり『芸術の飽き』美術館
いやはや、『芸術の秋』とは言いますが、子どもと一緒に芸術を鑑賞することは、思うほど簡単ではありません。
以前、家族で美術館に行ったのですが、下の子は早々に飽きてしまい、「もう帰りたい」と言いだす始末。これでは『芸術の飽き』に……。「見て! この絵、きれいだよ! 」と、気を引いてみたものの反応は薄く、それどころか、さらに不満げな顔に……。静かに絵を鑑賞しなければいけない美術館は、活発な下の子には、まだちょっと早かったのかもしれません。
美術館では、大きめの声を出してしまったり、泣いてしまったりする小さなお子さんも時おり見かけました。上の子が小さい時、公共施設で泣いたりわめいたりすることが多かったので、当時の焦りや動揺した記憶がよみがえってきました。おもちゃでなだめたり、抱っこしてあげたりと、一生懸命あやしていたその親御さんに、心の中でエールを送り続けました。
子連れレジャーは、なかなか思うようにいかないことが多々ありますが、完璧主義にならず、臨機応変にゆったり構えて楽しんでまいりましょうね。
【執筆者】友常 甘酢(ともつね あまず)