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国立競技場で子連れラグビー観戦【ママクリ奮闘記】

働くママクリエイターが“本音”をつづる「ママクリ奮闘記」。仕事・子育て・家事・悩み……奮闘するワーママが日頃思っているあんなことやこんなことを、自由にお届けします!

国立競技場で子連れラグビー観戦

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。「ママクリ奮闘記」、本記事で連載50回目となりました。これからもママ目線のコラムを書いていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!

先週末の7月9日、大好きなラグビーを生観戦する機会に恵まれました。国立競技場で開催された「リポビタンDチャレンジカップ2022」日本代表vsフランス代表戦です。久々の子連れ観戦、しかも新しい国立競技場に行くのは初めて。イベント情報ページなどを入念に事前確認した上で出かけました。

0歳児の赤ちゃんと電車で移動するにあたり悩ましかったのが、ベビーカーと抱っこひも、どちらで行くか。当日の天気予報は晴れで、最高気温は30℃超え。試合開始は午後2時50分なので、長時間の抱っこひもでの移動は暑いと判断し、ベビーカーを選択しました(もちろん抱っこひもも持参しました)。

ベビーカーでのおでかけは、とにかくエレベーターで時間を取られるので、乗り換え案内の1.5倍はかかると予想。今回利用したJR千駄ヶ谷駅には1番線・2番線それぞれエレベーターが1基ずつしかありません。エレベーターに並ぶことも想定し、試合開始1時間前までに駅に到着するスケジュールで動きました。駅から国立競技場への徒歩ルートは、階段横にスロープがあるので、完全バリアフリーです。整備された道路で、ストレスなくベビーカーを押せました。

国立競技場に到着し、ゲートをくぐるとベビーカー置き場へ直行。ここからは抱っこひもの出番です。なかには授乳・おむつ替えのためのベビーケアルームもありましたが、利用する機会はありませんでした(利用する場合は、係員に問い合わせるようにとのこと)。

子連れ観戦で今回つらかったのは、赤ちゃんがぐずった時間帯でした。前半40分間は機嫌がよく問題なかったのですが、後半に入ってすぐ眠たくなったようで、寝ぐずりが始まったのです。席を離れて別の場所で寝かしつけをしたかったのですが、端の席ではなかったため、出るにも出られず……。試合が盛り上がるほど赤ちゃんの泣き声がヒートアップしてしまい、周りの方たちに申し訳ない思いで一杯になりました。

そんな思いをしたものの、やはり現地で生観戦できてよかった、というのが率直な感想です。スタジアムの臨場感を味わえた幸せな気持ちは、苦労を鮮やかに吹き飛ばしてくれました。試合結果は15対20で日本が負けてしまいましたが、強豪フランス相手に立派な戦いぶり。2023年のラグビーワールドカップフランス大会への期待がぐっと高まりました。

この試合の公式入場者数は5万7011人。帰りの電車の混雑を避けようということになり、試合後は国立競技場横の東京体育館内にあるカフェでひと休みしました。東京体育館は20年以上前から夫がトレーニングでお世話になっていて、私自身も何度もトラックを走った思い出の場所(結婚式用の動画もここで撮りました)。穴場でおすすめです!


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーのライター・コラムニストに。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。嫉妬(しっと)するほど料理上手な夫と協力しながら、子育てと仕事のバランスを模索中。
<連載コラム>『ママクリ奮闘記』(毎週更新)
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp/

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