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2025のキーワードは「リモ×フレ」!?【キャリコン・ひつじ子、語る】

マスメディアンのキャリアコンサルタントであり、1児の母でもある「キャリコン・ひつじ子」が、ワーママのキャリアについて語ります。

2025のキーワードは「リモ×フレ」!?

ひつじ子です。寒さも厳しい日々ですが、いかがお過ごしでしょうか? 春が来れば息子はいよいよ小学生。楽しみな反面、学童にも馴染めるか不安ですし、今息子が一番仲のいい男の子は違う小学校なので、あと数カ月でお別れ。その子と毎日肩を組んでベイブレードの話をする無邪気な笑顔が不憫で、小学校に入ってもまた我が家に遊びに来てもらおうと考えている今日この頃です。

さて、2024年はママさんの正社員転職の成功事例が多く、ひつじ子にとっては嬉しい年でした。その何例かを紹介させてください。


【事例1】デザイナーのママさん(30代前半)

ブランディングに強いデザインエージェンシーに勤めていましたが、業績悪化により会社都合で退職することに。ただ、離職期間が長引くと保育園を退園しなければいけない可能性があり、本人も担当コンサルタントの私も必死でした。経験を活かせるWebデザイナー求人に20件近くエントリーいただき、7社程度が書類選考を通過し、面接に。その中で3社から内定を得ることができました。最終的に、月平均残業10時間未満でリモート多めという働きやすさが決め手になり、UXデザインに強い制作会社へご転職されました。

【事例2】デジタルマーケティングプランナーのママさん(30代後半)

人材サービス企業などで経験を積んでこられたママさん。ひつじ子にご相談いただいたときには既に離職中で、保育園の退園を回避するために「来月のこの日までに内定が欲しい」という切迫したリミットがありました。マスメディアンからは10件程度エントリー、他の人材エージェントと派遣会社からも複数社エントリーされました。マスメディアンからご紹介した企業を含め、インハウスデジタルマーケティング担当、マーケティング支援会社など複数社で内定…となった中で、条件面や働きやすさなどを総合的にご判断され、結果として、マーケティング支援会社にご入社されました。


上記2事例には共通点があり、どちらも当初は「フルリモート×時短勤務」を希望されていらっしゃいました。どちらのママさんもお子さんが3歳未満のため、ご希望は当然のことかと思います。ただ、働きやすい求人がかなり増えた昨今ですが、まだ「フルリモート×時短」の正社員求人はそこまで多くはない状況。保育園のリミットがあることを考え、「リモート併用×フレックス」の求人も追加で応募することをおすすめしました。

実際、「リモート併用×フレックス」の求人は今かなり増えています。「出社日は勤務時間を短くして、リモートの日で通勤時間分働く」など自由に調整ができるので、給与もダウンせず、「仕事をやりかけで退社しなければならず、フラストレーションが溜まる…」ということも少なめです。「リモート併用×フレックス」略して「リモ×フレ」は、2025年に転職活動するママさんの救世主になるかもしれませんね。


【執筆者】キャリコン・ひつじ子

マスメディアンで働く国家資格キャリアコンサルタント。現在は、ママさんや女性の方が働きやすい求人を主に担当しています。40代後半で自身も2020年に育休から復帰し、時短勤務中の一児の母。ひつじ年・おひつじ座。

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