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子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.9「崎陽軒 横浜工場」~【ママクリ奮闘記】

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子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.9「崎陽軒 横浜工場」~

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。「子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設」9カ所目で紹介するのは「崎陽軒 横浜工場」。2月1日から崎陽軒の看板商品のひとつ「シウマイ弁当」が120円値上がりし、1070円になったのをご存じですか? ついに1000円の大台に乗ったことに衝撃を受けました……。

「崎陽軒 横浜工場」見学までの待ち時間で遊んだシウマイ弁当のパズル

さて、本題に入りましょう。「崎陽軒 横浜工場」の見学は、3カ月前の同日午前0時からWebサイトで予約開始。かなり前から予定を立てておく必要があります。開催日は基本的に火・水・金・土曜(月末と年末年始を除く)です。わが家はラッキーなことに、土曜のキャンセル枠を家族4人分押さえることができました。

当日は新横浜駅からタクシーで工場へ。途中日産スタジアムや富士山を眺めつつ、10分ほどで到着しました。受付を済ませ、班分けのシールを受け取ると、奥の部屋へ進みます。

奥の部屋にあった崎陽軒公式キャラクター「ひょうちゃん」の記念撮影パネル(顔がはずせます)

ここで最初に崎陽軒の歴史を映像で学んだ後、シウマイの製造工程を窓越しに見学します。撮影はNGでしたが、子どもたちはシウマイの原材料がどさっと落ちる様子を楽しんで見ていましたよ。

その後、シウマイと一緒に入っているひょうちゃんのしょうゆ入れの展示場所へ移動しました。代々のひょうちゃんがずらりと並ぶ姿は圧巻。こんなにバリエーションがあるとは知らず、眺めているだけで楽しい気分に。

崎陽軒創業80周年記念で登場した、イラストレーター・原田治さんデザインの二代目ひょうちゃん
期間限定のひょうちゃんは見たことがないものばかりでした!

続いてはシウマイ弁当や駅弁について、パネルや映像で知識を深めます。崎陽軒の工場は横浜だけでなく東京にもありますが、横浜の工場で製造されたシウマイ弁当のみ「かぶせふた」ではなく「掛け紙」で巻かれ、ひもがかかっています。

歴代のシウマイ弁当の掛け紙。一番右が初代のもの

この掛け紙とひもの話はわりと有名だと思うのですが、掛け紙とかぶせふたでイラストのデザインが一部異なることは、今回初めて知りました。東京工場でつくられたシウマイ弁当のかぶせふたには、掛け紙の横浜の景色に加え、東京スカイツリーも描かれているのです。

トリビアを知った後は、弁当の箱詰めラインを見学し、できたての「昔ながらのシウマイ」「特製シウマイ」「筍煮」、そして「ひょうちゃんサブレ」を試食。あまりのおいしさに、家族全員瞬く間に完食しました!

ひょうちゃんのお皿もかわいい!

所要時間はここまで約90分。最後に電車のパネルで記念撮影し、帰りに工場内の「プチミュージアムショップ」(予約不要)に立ち寄って“工場できたてアツアツメニュー”の中から1口サイズのシウマイまん(3個120円)をいただきました。試食で食欲に火がついた長男は、肉まん(1個180円)もペロリ。

次男は「シウマイ弁当クッション」を気に入り、なかなか手放しませんでした(笑)

なんと現在、「ひょうちゃん」の誕生70周年を記念して、カラフルな7色のひょうちゃんが限定登場しています。運がよければ、レアな金色の「70周年記念ひょうちゃん」に出合えるかもしれません! この工場見学を機に、シウマイにぞっこんのわが家。しばらく「昔ながらのシウマイ」がひんぱんに食卓に登場することになりそうです。

●崎陽軒 横浜工場
https://kiyoken.com/factory/


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーランスのライター・コラムニスト・編集者に。ジャパンラグビー リーグワンDIVISION 1に所属するラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」のチームライターとしても活動。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。温泉ソムリエ&子育て支援員
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp


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