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2021年の転職事情振り返り【キャリコン・ひつじ子、語る】

マスメディアンのキャリアコンサルタントであり、1児の母でもある「キャリコン・ひつじ子」が、ワーママのキャリアについて語ります。

2021年の転職事情振り返り

1年が過ぎゆくスピードの速さを、息子の成長と自らの老け具合で体感しているキャリアコンサルタント・ひつじ子です。2021年も残すところあと約1カ月ですね。振り返ると、五輪が開催されるのかドキドキした春夏、コロナ感染力の底力を見せつけられた秋……という感じでした。

実は当社マスメディアン、驚くことに設立20年のなかで今が一番求人数が多い状況です。コロナと対峙した元年である昨年、採用を中止したり事業を縮小したりしていた企業が、徐々に採用を再開したり、新事業をスタートさせたりしたことが、理由として大きいのではないかと思います。職種としては、WebマーケティングやDX関連が多いのですが、老舗広告会社の営業職や広告制作プロダクションのグラフィックデザイナーなど、デジタル以外のニーズも増えています。

転職相談を希望される方の傾向としては二極化しています。大手・上場企業など安定企業を求める方が目立つ一方で、副業・兼業、フルリモートやワーケーションが可能な企業を探し、どのような時代にも自分が磨いたスキルで自分らしく働きたいという考えをお持ちの方も増えている印象です。

また、週2~3日はリモート勤務の「部分的テレワークの導入」がポピュラーとなり、働くママさんにとっては通勤時間を子どもとのコミュニケーションや家事、自分の時間に充てることができる「新たな余裕」が生まれた2021年かもしれません。

コロナの第6波がいつ襲来するかわからず、物価の高騰も続いており、自分が身を置く産業が明日にはどうなるのか、まだまだ先の見えない状況ですが、1人で思い悩む必要はありません。不安な気持ちは、外に放たないと、内側で発酵し、増殖する……ひつじ子はそんな気がしています。 大切なのは「自分の殻に閉じこもらず、広く情報収集をする」「これまで自分が磨いてきたスキルや、培ってきた経験を活かす仕事探しをする」「冷静に自分の市場価値を見極め、見栄やこだわりを捨てる」ことではないかと思う今日このごろです。

年末年始のまとまった休みは、古い手帳やカレンダーを処分するついでに、自分のキャリアについても振り返り、棚卸しができる期間。2022年の転職活動の方向性についてアドバイスが欲しい場合は、ぜひ、ひつじ子にご相談ください!


【プロフィール】キャリコン・ひつじ子

マスメディアンで働く国家資格キャリアコンサルタント。現在は、ママさんや女性の方が働きやすい派遣求人を担当しています。40代前半で自身も2020年に育休から復帰し、時短勤務中の一児の母。ひつじ年・おひつじ座。

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