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編集者からリピート指名されるライターとは【ママクリ奮闘記】

働くママクリエイターが“本音”をつづる「ママクリ奮闘記」。仕事・子育て・家事・悩み……奮闘するワーママが日頃思っているあんなことやこんなことを、自由にお届けします!

編集者からリピート指名されるライターとは

こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。フリーライターにとって、編集者から継続的に仕事を発注してもらえることは、このうえない喜びです。自分自身を認めてもらえたうれしさと、金銭面における安心感の両方を得られているからだと思います。今回は、編集者を経験した立場から「こんなライターさんと仕事がしたい」ポイントを5つお伝えします。

  1. 締め切りや取材の待ち合わせなど、約束の日時を守れる人

  2. メールやチャットの返事を寝かせない人

  3. コミュニケーション力のある人

  4. 編集者と記事の目的やゴールのすり合わせができる人

  5. 読者のことを考えた、親切な原稿が書ける人

どれも基本的なことばかりで、拍子抜けした人もいるかもしれません。1と2は、ライターに限らず、ビジネスにおける基本事項です。3は、特にインタビュー記事やタイアップ記事を作成する際、コミュニケーション力の重要性が増します。取材相手やクライアント、編集者のニーズをくみ取る意識や、取材を円滑に進行していくスキルなどが求められます。

4と5で伝えたいのは、文章がずば抜けて上手なライターより、読者のことを考えたうえで文章が書けるライターのほうが重宝されるということです。いくら文章がうまくても、記事の目指す方向性や読後感がずれていたり、読者が必要な情報をまとめられていなかったりすると、次もお願いしようという気持ちになりづらいものなのです。

この5つをクリアできている人は、編集者に対してテーマや切り口を自主的に提案してみてください。いい企画なら採用されるはずですし、そうでなくても自分の存在を思い出してもらえるきっかけになります。結果的に、新たな仕事を発注してもらえるチャンスにつながるでしょう。

※写真はイメージです

私の個人的な意見になりますが、編集者としてライターに求めているのは“安心感”です。「このライターさんならお任せして大丈夫!」と信頼されるようになると、継続的な依頼が入り、仕事の選択肢が増えていきます。次回は、ライティングの仕事を受けるか断るか迷ったときのマイルールについてお伝えします。ぜひご覧ください!


【執筆者】せきねみき

兵庫県神戸市出身。新卒から勤めていた新聞社を退職後、フリーのライター・コラムニストに。カレーと電車とラグビーをこよなく愛する2児の母。嫉妬(しっと)するほど料理上手な夫と協力しながら、子育てと仕事のバランスを模索中。温泉ソムリエ&子育て支援員
<連載コラム>『ママクリ奮闘記』(毎週更新)
<ホームページ>https://sekinemiki.themedia.jp

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