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時短勤務がスタートする前に……【キャリコン・ひつじ子、語る】

マスメディアンのキャリアコンサルタントであり、1児の母でもある「キャリコン・ひつじ子」が、ワーママのキャリアについて語ります。

時短勤務がスタートする前に……

息子の通う保育園で、3月の保育園ならではの事象に遭遇しました! 3月中旬の土曜日に卒園式が行われたのですが、卒園したはずの年長の子どもたちが、翌週の月曜もこれまでどおりに登園していました。卒園式が終わったからといって、翌週から親が仕事を休めるわけではありません。そのため、年長さんの登園は3月31日まで続くのです。

「小学校の入学式はいつなの?」と子どもたちに聞くと、4月7日とのこと。4月1日から7日までは一体どうなるのでしょう? あと2年で、ひつじ子もこの事象に遭遇しますので謎は解けると思いますが……。

ところで、3~4月は「春から保育園に子どもを預けられることになったので、就職先を見つけたい」というママさんの相談を多く受けました。広告やマスコミ業界の経験をお持ちのベテランママさん、20代の若いママさんなど、さまざまな方とお話をしました。

まだお子さんが自宅にいる状況で、履歴書や職務経歴書、ポートフォリオ、自己PR資料などを作成し(たぶんお子さんが寝ている間に)、4月の慣らし保育で忙しい合間を縫って面接に行く。そんな慌ただしいなかでも、こちらのアドバイスを真摯に受け止め、前向きに行動している方が多く、ひつじ子もとてもパワーをもらいました!

ただ、そんな仕事へのモチベーションが高いママさんによくある落とし穴が「がんばり過ぎたスケジュールを組んでしまう」ということかもしれません。

例えば、ゴールデンウィーク明けから広告や販促企画の会社に入社が決定したママさん。通勤ルートや所要時間をシミュレーションしてみると、予定していた17時までの勤務では、定時ぴったりで退社し、駅まで猛ダッシュしないと18時のお迎えに間に合わないことが判明。電車の乗り換えで歩く時間、駐輪場から自転車を出す時間など、実際にかかる時間と想定に差があったのです。そこで急きょ、勤務時間を16時30分までに変更してもらいました。

かく言うひつじ子も、育休明けの復帰初日は、予定していた電車に乗れなかった上、会社に財布を忘れ、18時30分までのお迎えに間に合わず……。園にまだ慣れていない1歳の息子を暗くなってから迎えに行き、帰りに涙して謝りながら抱きしめた記憶があります(翌日、就業時間の15分前倒しをお願いしました)。

仕事が好きで、がんばり屋のママさんほど無理してしまう傾向があると思います。ぜひ、時短勤務がスタートする前にさまざまな状況を細かくシミュレーションしてみることをおすすめします!!


【執筆者】キャリコン・ひつじ子

マスメディアンで働く国家資格キャリアコンサルタント。
現在は、ママさんや女性の方が働きやすい派遣求人を担当しています。
40代前半で自身も2020年に育休から復帰し、時短勤務中の一児の母。ひつじ年・おひつじ座。

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