「防災の日」を機に考える【ママクリ奮闘記】
「防災の日」を機に考える
こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。今年は静岡県熱海市の土砂災害のほか、九州地方や中国地方などで水害の多い夏でしたね。数年前、自宅の最寄り駅がゲリラ豪雨の影響で浸水したことがあります。それ以来、大雨による被害のニュースを見る目が変わりました。
さて、9月1日が「防災の日」であることは認知されていると思いますが、この日に制定された理由はご存じですか? 東京消防庁のホームページでは以下の3点が挙げられています。
・1923年9月1日は「関東大震災」が発生した日である
・暦の上では二百十日(にひゃくとおか=立春から数えて210日目)に当たり、台風シーズンを迎える時期と重なる
・1959年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害を受けた(全半壊・流失家屋15万3893戸、浸水家屋36万3611戸、死者4700人、行方不明401人、傷者3万8917人)
この「伊勢湾台風」がきっかけとなり、翌年の1960年、地震や風水害などに対する防災意識を高めることを目的に制定されたとのことです。
防災に関する取り組みとして、息子が過去お世話になった保育園では定期的に避難訓練が行われていました(防災頭巾姿の小さな子どもたち、かわいかったなぁ……)。今通っている幼稚園では、年に一度引き取り訓練日が設けられています。普段園バスや自転車登園の人も、この日は徒歩で幼稚園まで迎えに行かなければならないという決まりがあります。ただ、今年はコロナの影響で引き取り訓練日が決まっていません。もし災害に遭ったらどう行動するか、近々家族みんなで話し合いたいと考えています。
非常用持ち出しリュックの中身も年に一度見直しをしていますが、先日首相官邸ホームページのPDFリストと照らし合わせたところ、足りないものが数多くありました。“備えあれば憂いなし”。みなさんもぜひ、防災の日を機に確認してみてくださいね。
【執筆者】せきねみき