4月までに就職先を決める最適手法とは?【キャリコン・ひつじ子、語る】
4月までに就職先を決める最適手法とは?
キャリコン・ひつじ子です。2歳になる息子が麺類ばかり食べていてご飯を食べません。麺じゃないと食卓を見て露骨にがっかりした顔をされます。夕食作りの時間が一日で一番緊張する時間かもしれません……。何かアイデアがあればキャリコン・ひつじ子に教えてください!
さて、前回も保育園の話をしましたが、4月が確率的には一番保育園に入園しやすく、仕事復帰を目論むママとしては新たなスタートを切りやすい時期です。例年1~3月は企業も年度末までの採用予算を使いきりたいため、求人が増え転職市場は活発になります。ただ今年は緊急事態宣言の影響もあり、企業の採用意欲が例年通りではありません。自分にとってやりたい仕事で、かつライフスタイルに合った勤務スケジュールの求人に年明けから応募し、春までに内定を得るのは至難の業と言っても過言ではありません。
いったい今の自分のキャリアでは、どのような選択肢があり、どのような求人が受かりやすいのか? 最新の広告・マーケティング・クリエイティブ業界の動向を踏まえ、キャリコン・ひつじ子がタイプ別に最適手法をまとめてみました!
【A】グラフィックデザインのスペシャリストタイプ
広告や販促ツール、パッケージや什器など、紙媒体のデザイン経験が豊富で、育児のブランクがあっても手の速さに自信があり、アイデアもどんどん出していきたい! というグラフィックデザイナーのあなたは、広告制作プロダクションや、カタログなどのグラフィックツールを定期制作する通販コスメメーカーなどがマッチするかも!
広告制作プロダクションは残業が多いイメージがありますが、派遣であれば定時帰宅や時短勤務もかないます。またメーカーのインハウスデザイナーも、正社員求人の採用条件は厳しいですが、派遣であれば応募できる求人が一定数あります。派遣は1回の職場見学で就業が決定するため、春入社を目指してスピーディーに就業先を決めることができます。
【B】Webデザインかじったことありますタイプ
近年は、「ランディングページやバナーの制作をお任せしたい」「Webページのデザイン案をいろいろ出してほしい」というニーズも多く、デザイン経験があればコーディングスキルやHTML知識が十分でなくても内定が見込めるWebデザイナー求人が増えています。好待遇な正社員募集があったり、派遣の場合もグラフィックデザイナーに比べて高時給だったりと、Webデザインを少しでもかじったことがある方は、Webデザイナー求人にトライするのがおすすめ!
ご自身でHTMLの勉強をする、ポートフォリオサイトを作成する、お知り合いのホームページを制作して実績物に加える……など工夫していただくだけで、書類選考通過率もグンとアップしますよ!
【C】ライター×コンテンツディレクタータイプ
ライティング経験があり、紙・Web両方のコンテンツ企画や、周囲を巻き込みながら完成へ導くディレクション業務が得意なあなたは、出版社やWebメディア、SNSを活用してファンづくりをしたいメーカーなどで就業できるチャンスがあります。
正社員でも派遣でも求人はありますが、デザイン系の職種に比べて求人数は少なめです。早めに就職先を決めたいのであれば、派遣を選択するとよいかもしれません。どちらの雇用形態でも、リモートワークが可能なケースが増えており、ママさんでご活躍されている方も多くいらっしゃいます。
【D】デジタルまわりマルチクリエイタータイプ
コアとなるデザインやライティングのスキルに加え、映像編集やコーディング、SNS運用などの幅広いご経験をお持ちの方は、まさに時代が求める“ひとりWeb担当”。
例えばコロナ禍では、セミナーがウェビナーに変わり、それをSNSでライブ発信したり、動画を編集してアーカイブ配信したり……というデジタル化の動きが加速しています。メーカーや広告・マーケティング関連会社、メディア企業問わず、そのようなデジタルクリエイティブのニーズは高まっています。正社員でも派遣でも好待遇な募集が増えていますので、このタイプの方は自身の希望をしっかり整理して、興味のある求人から順に受けていきましょう!
【E】マーケティングや広報、進行管理などのオフィスワークタイプ
データ集計やデジタル広告運用などのマーケティング業務、プレスリリース作成やクリッピングなどの広報業務、各関係部署とのやり取りを円滑に進行する進行管理業務などは、派遣求人の募集が一定数あります。マクロ計算やVLOOKUPなどExcelスキルの高い方や、SalesforceやHubSpotのようなマーケティングツールの使用経験者であれば、高時給も期待できます。デジタル広告運用の募集では、完全在宅ワークOKという求人もありました。
ご自身のなかで一番自信があるスキルを活かせる求人に応募するのが、サクラの時期にスタートを切る近道です。 より詳細なアドバイスをご希望の方は、マスメディアンの「キャリコン・ひつじ子」にぜひオンライン面談などでご相談くださいね!
【執筆者】キャリコン・ひつじ子
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