子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.4「JAL工場見学(SKY MUSEUM)」~【ママクリ奮闘記】
子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設~Vol.4「JAL工場見学(SKY MUSEUM)」~
こんにちは、ライター・コラムニストのせきねみきです。「子どもと行きたい! 無料で楽しめる関東の見学施設」4カ所目で紹介するのは、「JAL工場見学(SKY MUSEUM)」。先日訪れた「ANA Blue Hangar Tour」と違う点を中心にお伝えしたいと思います。
見学日は月曜・火曜・木曜・土曜・日曜(年末年始、その他特定日を除く)で、予約は1か月前の朝9時30分から。ANA同様、小学生以上が対象です。予約開始と同時にアクセスしたところ、平日朝9時30分スタートの回を狙っていたのもあるかもしれませんが、すんなり取れました。
会場の「JAL SKY MUSEUM」は、JALメインテナンスセンター1の中にあります。東京モノレール新整備場駅から徒歩2分と近くて便利! 最初に航空教室で映像を観た後、10時30分まで展示エリアを見学します。
ANAは整備部門にフォーカスしているのに対して、JALはさまざまな“空のお仕事”を紹介する展示内容。JTA737のフライトシュミレーターとして活躍したコックピットでは、実際に座って撮影できます。
外側から見たコックピット。ここが一番人気で左側に行列ができています。
全部で7カ所のQRコードリーダーに入館パスをかざすと、トリビアを教えてもらえる「空のトリビア巡り」にもチャレンジ。コンプリートすると、ステッカーがもらえます。
歴代の制服展示は圧巻! レトロな客室乗務員の制服も魅力的ですが、個人的には現在のバルーンスリーブの制服がおしゃれで好みです。
制服体験では、運航乗務員(パイロット)、客室乗務員、グランドハンドリング、グランドスタッフ、整備士の中から好きなものを1着選べます。予想通り、息子は「パイロットがいい!」とのことで即決。
ミュージアムショップでカップ麺「ちゃんぽんですかい」と「らーめんですかい」をお土産に買って、いったん教室へ戻り、いよいよ格納庫見学へ出発。格納庫の見学時間は50分ほどです。
私たちのグループは、パイロットの方がガイドを担当してくださいました。飛行機の操縦方法や、機体のバランスのとり方など、貴重な話をたっぷり聞けて息子は大興奮! ラッキーなことに、最新の「エアバスA350」にお目にかかれました。
赤いグラデーションのウイングレットも印象的で、一度見ると忘れられません。「エアバスA350」、いつか乗ってみたい飛行機のひとつになりました。
ANAとJALの見学を両方体験してみて、お子さんが飛行機に関わる仕事に興味があるならANA、飛行機の歴史や幅広い知識を身に付けたいならJALをおすすめします。
一個人の感想としては、全体の流れや構成が良かった点と、格納庫の見どころごとに親子写真を撮影してくださった点でANAに軍配が上がりました。機会があれば両方訪れてみて、それぞれの良さを体感してみてくださいね。
●JAL工場見学(SKY MUSEUM)
https://www.jal.com/ja/kengaku/info/
【執筆者】せきねみき