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子どものキャリアコンサルティング【キャリコン・ひつじ子、語る】

マスメディアンのキャリアコンサルタントであり、1児の母でもある「キャリコン・ひつじ子」が、ワーママのキャリアについて語ります。

ひつじ子です。2024年に入って初めての更新です。ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

元旦から大きな地震で衝撃の幕開けとなった令和6年。被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。特に小さなお子さんが被災したニュースを聞くと胸が張り裂けそうになります。募金や北陸の友人に連絡・サポートなど、できることを行っていこうと思います。


最近、保育園で息子と同じクラスの女の子に「〇〇くん(息子)のママは看護師じゃないの?」と質問されました。私が住んでいる横浜市は保育園激戦区なのですが、看護師などのエッセンシャルワーカーであるママの比率が高いのかもしれません。周囲にも看護師のママさんが多いようで、その女の子は女性の仕事の代表的なものとして「看護師」を意識しているようでした。また別のある日、お隣に住んでいる小学生低学年の女の子に「将来なりたい夢」を聞いたとき「保育士の資格を取る」と言っていました。この子のママは保育園の先生をしています。この2つの出来事から感じたのは「子どもの職業選択は親の職業がかなり影響を与えている」ということです。

かく言う私のエピソードで言うと、親が公務員であまり仕事の話を熱く語ることはなかったため、反動で「面白い仕事、自分が情熱を持ってできる仕事」を生業にしたい…と漠然と考えていました。新卒では学生時代に打ち込んでいたテニス用品のメーカーに就職したものの、伝票などを発行する営業事務に配属。「行きたい会社」に就職したはずが「自分が情熱を持ってできる仕事」とはならず、3年後に広告関係の会社に転職しました。そこでコピーライターの仕事にチャレンジしたのですが、自分にとっては長く続けることが難しい業務であることを痛感し、代わりに広告クリエイティブ業界で働く方の転職を応援したいと、マスメディアンに転職し、現在までキャリアコンサルタントとして勤めています。

仕事は人生の長い期間を費やすものにもかかわらず、多くの場合において、親の職業や就職活動直前の限定された期間の興味関心というかなり狭い視野・狭い領域で選択されているような気がします。これでは間違った選択をしてしまうこともあるでしょうし、接点がなかった仕事には気づくこともできません。例えばデジタルマーケティングやブランドコンサルティングなどの分野については、子ども時代に認識し、その職業を目指す…というのはなかなか難しいかと思います。

広告やマーケティング領域の発展のためにも、小・中・高校生に対するキャリアコンサルティングに取り組み、業界の仕組みや仕事内容について説明できたらなあ…と思っています。年始は目標を立てる時期。ひつじ子なりのさまざまな目標をいくつか立て、実行していきたいと思います!


【執筆者】キャリコン・ひつじ子

マスメディアンで働く国家資格キャリアコンサルタント。現在は、ママさんや女性の方が働きやすい求人を主に担当しています。40代前半で自身も2020年に育休から復帰し、時短勤務中の一児の母。ひつじ年・おひつじ座。

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